お知らせ 2019.11.14

「リトアニア共和国アクメネ地域市と日本国むかわ町の協力に関する意向表明式」を実施しました

11月8日(金)、むかわ町産業会館にて
リトアニア共和国アクメネ地域市と日本国むかわ町の
協力に関する意向表明式を実施しました。

リトアニア共和国は第二次世界大戦中に外交官の杉原千畝氏が
「命のビザ」を発行しつづけた地であり、日本とも縁の深い国です。
そのなかでアクメネ地域市は石灰岩や苦灰石といった天然資源に恵まれ、
動物化石が多数見つかる「パピレ・ジュラ断層」で知られています。
また空手が盛んで、日本からコーチを招いて指導を受けているそうです。
むかわ町と同じく古生物化石が産出される共通点がきっかけでやりとりが始まり、
このたびの意向表明式の実施に至りました。

今回の意向表明式では、
● 文化及び歴史に関する情報の発信
● 恐竜化石をはじめとする古生物学に関すること
以上の2つの分野で相互関係の発展等と双方の友好・協力を促進することへの合意が確認され、
アクメネ地域市のビタリユス・ミトロファノバス市長(左)と当町の竹中喜之町長(右)が
意向表明書にそれぞれ署名を行いました。

ミトロファノバス市長は「今回の意向表明書への署名は大きな喜びであり、
今後の協力に向けた大きな一歩となる」と挨拶され、協力分野を産業、経済、
人的交流等に広げていきたいと今後の展開に向けた思いを述べられました。
竹中町長も「両自治体の交流により、これからの町の復旧・復興に向けた活力の創出に
つなげていきたい」と、胆振東部地震からの復興を第一に、できるところから段階的に
交流を発展させていく考えを示しました。

ミトロファノバス市長らは意向表明式終了後、穂別博物館や鵡川地区仮設寮・仮設店舗など
町内施設を視察し、町内の空手道場の子供たちによる演舞を鑑賞されました。

1億年の記憶が眠る場所。
MUKAWA DINO WORLD
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