むかわ町穂別で町内2例目の恐竜化石が発見されました
穂別地区で新種と思われる恐竜化石を発見したと北大総合博物館の小林快次教授が発表しました。
穂別地区で2003年に植物食恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称・むかわ竜)を発見してから2例目で、海の地層から発見されることも難しいと考えられる中、同地区から異なる恐竜化石が発見されたのは、道内で初めてです。
この化石は、約1億年前から約7200万年前の中生代後期白亜紀に生存していた恐竜の肋骨や大腿骨、骨盤などとみられその骨の大きさや特徴などから鳥のルーツに近い小型の獣脚類ではないかとみられています。小林教授ほか研究チームは、恐竜から鳥に進化する過程を解明するためさらなる分析を進めていくそうです。
コロナ禍中にある新年早々にこのような発表ができますことをたいへん光栄に思っており、日本には、まだまだ発見されていない恐竜化石があると期待できますね。